【ぽっちゃりさんのお悩み相談】小顔に見せる“シェーディング”で洋服が汚れないようにするには?

フェイスラインをカバーするのに欠かせないシェーディング。結構あるあるなお悩みですよね。今回はそんなお悩みを、ヘアメイクの西口朝都さんに相談してみました!

シェーディングが襟についてしまうのはどうしたらいいの?

顔の丸さが気になり、いつも耳下から顎先までフェイスラインに、ソリッドやパウダーでシェーディングを入れていますが、襟付きのシャツを着ている時、いつも通りシェーディングを入れたメイクをしていると、シャツの襟元にシェーディングの茶色が付いてしまいます。
スタンドカラーのシャツを着ていても付きますし、以前スーツを着て営業の仕事をしていた際には、シャツの襟元に付いたその茶色を上司に見とがめられ、「清潔感がない」「お客様に失礼」と叱られてしまいました。
確かに襟元が茶色くなっていると見た目が良くないのは重々承知ですが、いかんせんシェーディングなしでは顔の丸さが気になってしまいます。
清潔感も、フェイスラインのスッキリ感も、どちらも捨てたくはないです。ダイエットには時間が掛かりますし、すぐに実践できるような対策が知りたいです。どうすれば良いでしょうか?(キセさん 20代後半)

プロが回答! ファンデーション・シェーディング方法の見直しを

まず初めに、洋服への化粧うつりが気になるなら、ベースのファンデーションはリキッドタイプがオススメです。
パウダータイプのファンデーションはそもそも肌への密着度が低く、そこにパウダータイプのシェーディングを追加すると、さらに襟につきやすくなってしまいます。
ですが、そもそもパウダータイプのシェーディングは襟につきやすいので、一番オススメなのは、リキッドファンデーションを2つ使ってシェーディングする方法です。

ファンデーションの2色使いでシェーディングする方法

  • 肌と同じぐらい、もしくは少し明るめリキッドファンデーション(いつものファンデーション)
  • 肌より1トーン暗めのリキッドファンデーション

上記のように2色のリキッドファンデを用意します。
ファンデーションのノリを良くしてくれる化粧下地も使うようにしましょう。

肌と同じぐらい、もしくは少し明るめファンデーションを顔の中心から外に向かって塗ります。その後シェーディングとして、暗めのファンデーションを外側から中心に向かってぼかすように入れます。
ファンデーションなので意外と大胆に入れても肌に馴染みます。

そして、仕上げに軽くパウダーをつければ、服にメイクがついてしまうのをかなり防げます。
シェーディングの入れるところはこちらも参照ください>>

#丸顔さんのシェーディングのポイントは?

可愛らしい、優しそうなイメージを持たれやすい丸顔さん。一方で、少し平べったく、大きく見られがち。
そんな印象をカバーするコツは顔の側面を削るようにシェーディングを入れることです。

横幅を削ってシャープな印象に見せることが目的で、こめかみ〜頬〜エラにかけて徐々に厚めにファンデーションを塗り、濃くシェーディングを入れるのがポイント。

額やアゴ先まで入れないことも大事です。入れてしまうと縦の幅を削ってしまい顔のバランスが悪くなります。
境目は体温で馴染むよう指でぼかすのがおすすめです。ファンデーションが硬くて馴染みにくい場合は少し乳液を混ぜましょう。

明日からできる!シェーディング以外で丸顔をカバーできるメイク方法

リキッドファンデーションでシェーディングしても、襟元が汚れてしまわないかやはり不安な人も。
シェーディング以外で丸顔をすっきりさせる方法もオススメです。やり方は大きく分けて3つ。

  • ハイライトで縦の印象をつけて立体的にする
  • 1つ1つのパーツを大きくして顔の余白を減らす
  • チャームポイントを際立たせて、目がいくポイントを作る

それぞれ説明します。

 ハイライトで縦の印象をつけて立体的にする

シェーディングは影をつけて顔の凹をつけるのに対して、ハイライトは光を集めて凸をつけます。同じく小顔効果があるのでぜひ試してみてください。

顔の形によって効果的な場所は違いますが、丸顔さんは鼻筋や目尻の下あたりの頰骨の一番高いところなど、顔の中心の骨格が高い部分に入れるのがおすすめです。
顔の中心を高くして、立体的に見せましょう。

 

よくTゾーンにハイライトを入れたりしますが、丸顔さんは横に入れると逆効果なので(横幅を強調してしまう)、要注意です。

1つ1つのパーツを大きくして顔の余白を減らす

目や眉、口元など、1つ1つのパーツを大きく見せることで顔の大きさを目立たなくさせることができます。各パーツの方法をお教えします。

・眉
顔の印象をもっとも左右するのが眉です。
眉毛は目尻の延長線上に来るように長く描きましょう。細すぎたり短すぎると、顔の大きさが強調されてしまいます。
眉頭が空いていると、顔が中心に寄って見えてしまいます。眉頭を足すことも忘れずに。

・口
いつもより少しオーバー目にリップを塗って唇を大きく見せるのも、顔の空白を埋める効果があります。
2色使いで中心を濃い目にしたり、グロスを使ったりするのも効果的です。

・チーク
頬骨の高い位置からこめかめに向けてブラシでサッと入れましょう。ゆっくりだと濃く失敗しやすいので、ブラシを抜くようにサッとチークを塗るのがおすすめです。

・まつ毛
目元の印象を大きく変えるまつ毛。
目尻に向かって長く濃くなるようにつけると大きく立体的になります。
中心を強調すると目は大きく見えますが、丸さを強調してしまいます(より可愛く見せたいときはそれでもOK)

チャームポイントを際立たせて、目がいくポイントを作る

「顔の丸さ=コンプレックス」と捉えがちですが、隠すだけではもったいないです。
自分の好きなところ(チャームポイント)は思いっきり活かしましょう。

例えばくりっとした目をしているなら、あえてそのまま活かして印象的に。口元に自信があるなら思い切って赤リップも可愛いですね!
隠すだけより、「自分の顔が好き」になれますよ!

メイク以外でフェイスラインをカバーする方法は?

手っ取り早く、そしてメイクより大きな効果が得られるのは髪型です。
髪型は毛束や、シルエットなどで「顔を隠す、出す」など自在にコントロールできます。

丸顔に合う髪型はコレと断言するのは難しいもの。というのも、「丸顔カバーできる髪型=なりたい自分」ではないからです。

例えば、優しい、可愛い雰囲気に見られやすい丸顔さんですが、メイクと同じ要領で「縦に幅を出す」とかっこいい、大人っぽい雰囲気に近づきます。
それが求めているものであれば全然問題ないのですが、
「可愛い雰囲気は好き。でも丸さはカバーしたい」そんな方もいますよね?

なので今回は1つだけ。
なりたい自分はキープしながら、簡単に印象を変えられる部分、それは「前髪」です。
顔の印象のほとんどを決めると言われている前髪。

おすすめは隙間があり、少しおでこが見える前髪です。
前髪に隙間があると目の錯覚で、おでこを含めて顔が縦長の印象に見えます。軽めで流す前髪やおでこが透けて見えるくらい前髪をすくのもおすすめです(シースルーバング、といいます)。色々な方法をご紹介しましたが、全部取り入れる必要はありません。
何事もやりすぎは良くありません。適度に足して、適度に引いて。
自分の好きな部分は活かして、気になる部分はカバーして。そんなメイクが素敵だと思います。
ぜひ楽しんでください。

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西口 朝都

西口 朝都

サロンワークはもちろん、撮影やCMのヘアメイク、ヘアショーなどもマルチにこなすデザイナー。 また全国の美容師の0.2%以下しか所持していない専門の資格も持つほど毛髪、薬剤知識に長けており、髪質が変わる縮毛矯正とパーマがウリ。専用ブログを見て全国から来店が後を絶たない。